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【対談インタビュー】中央大学 中島彰吾×小泉和也×古橋真来②―偉業への二度目の挑戦

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無冠に終わった昨季から一転、春と秋を制した中央大学。目指すのはもちろん3冠だ。2年前、今年同様2冠を達成したものの、インカレ優勝を逃し3冠達成はならなかった。あと一歩でなし得なかった偉業への2度目の挑戦となる。
今季未だ無敗という強さを誇る中大。その中大を率いる中島彰吾主将、アシスタントキャプテンの小泉和也・古橋真来両選手に充実した今シーズンの戦い、中大での4年間や同期のエピソードなど、思うがままに語ってもらった。後半の内容をお送りします。(前半の内容はこちら

取材日:2015年12月14日 
取材:Erina Hamada, Yu Kumagai
編集:Yu Kumagai

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選手として、人として
―話を少し変えて、ここからは3人の関係性をうかがいたいと思います。お互いの他己紹介をお願いします

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後輩からも慕われているという中島。面倒見の良いキャプテンだ

小泉:私生活は結構ふざけていたりするところもありますが、練習になったらしっかり周りを締めてくれるのですごく助かっています。
古橋:ギャップがあります。普段、GAPのパーカーを着ていたりしますし、「俺はギャップがあるぞ」というのを自分でも自覚していると思います(笑)。とりあえず面倒見が良いですね。後輩に対しての教え方が良いですし、試合に出ていない選手のこともきちんと見てあげられているというのはありますね。
小泉:慕われているね。
古橋:フリーアイス(練習後の自由時間)でも、率先して後輩を引っ張って練習している姿が見られるので頼もしいです。そういう部分もあるんですけど…じゃあファンが期待している中島の一面を。
中島:ないよ(笑)
古橋:4年間あまり髪型を変えていないとか。
中島:(笑)確かに変えてない。
小泉:あまり髪の毛では冒険しないんです。
古橋:チョコレート大好きとか、そういうのかな。チョコレート好きだよね?
中島:チョコレートは好きだよ。
小泉:甘いものが好きとか。
古橋:試合前の差し入れは絶対欲しいとか。
中島:そんなこと言ってないから!(笑)
古橋:そういったギャップがある人ですね。オンとオフというか、メリハリがつけられる。あとは面倒見が良い。ホッケーでは大事な試合で点数を取れるので、相手からしたら嫌な選手なので、自分が相手だったらとりあえずマークをつけますよね。
小泉:一人で試合をひっくりかえせるくらいの力があると思っているので、そこはすごく頼もしいですね。

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攻守に活躍する古橋。その明るさもチームを引っ張る

小泉:さっき鈴木のことをポジティブって言っていましたけど、真来が一番ポジティブじゃないかというくらいにポジティブです。
古橋:…言うね(笑)
小泉:ずっと同じセットでやっていますけど、しっかり守りもやってくれますし、真来がパックを持ってくれたらひとまず安心するというか。パックを持って走ってくれれば敵陣まで行ってくれるので、DFからしたらすごくありがたい。サポートとかも速いですし、ずっと組んでいるからかもしれないですがやりやすいです。私生活は…
中島:こういう感じなので…
小泉:チャラチャラしている(笑)
中島:「日光っぽい」というか…日光独特の雰囲気があるんですよね。
古橋:ミスターオンとオフと言ってほしいです。
中島:…そうか?(笑)
小泉:オンとオフ??
古橋:そう。やる気スイッチ押してほしいです。
中島:僕と真来はそんなにセットを一緒に組むことがないので、ベンチから見ていることが多いですが、ベンチから見ていてもどの選手よりも頼りになりますし、「真来、頼むぞ!」という気持ちにもなります。守りの面でも攻めの面でも一番信頼しているプレーヤーなので、どの面をとっても今の大学生だったらトップクラスです。この前の明治戦とか、大事な面でもしっかり結果を残してくれるので、頼りにしている選手ですね。
古橋:…もう少しプライベートのこと言ってほしいな。
小泉:良いところを探すのが難しい(笑)
中島:本当にポジティブというか、いつでも明るくて。
小泉:結構ムードメーカー的なところがありますね。
中島:どんな状況でも声を出しますし、自分からも笑わせたりなんかしますし…ポジティブなんですよね。
小泉:チームが落ち込んでいても一人だけ明るかったりするので、周りも引っ張られるとかそういう感じです。
古橋:鈴木と(ポジティブ)2枚看板ということにしておいて下さい(笑)

―昔から性格は前向きなのですか
古橋:そうですね。出身地の日光は陸トレとかも山とか坂なので、正直に言うとつらいです。自分はそんなに陸トレが速くないので、ヘラヘラしていると怒られるんですが、いつも怒られてばっかりでしたね。コーチに「ヘラヘラするな!」と(笑)。やるのであれば楽しくやった方が良いと思っていますし。つまらなかったらその時間もったいないので、できれば楽しい方がいいかなって。つまらなさそうな人がいたら盛り上げます。野菜はドレッシングをかけてあげたら美味しくなるじゃないですか。チームのドレッシングです、自分は。
中島:(爆笑)
小泉:もう少し良い例えはなかったの?(笑)
古橋:お肉は普通、焼肉のタレをつけて食べますよね?そういう感じです。美味しくしてあげるというか。
小泉:結局、自分で自分のこと話したね。
中島:(古橋は)良い意味で、自分が好きなんですよね。自分が好きなので、自信を持っていけるとこが真来の良いところですね。
小泉:ホッケー以外のことは、結構適当ですけどね。
中島:真来は良く食べます。例えば海外でご飯がまずいときでも、真来だけはきちんと食べて体重を維持しようとしていて、そういうところも考えているのでそこはすごいなと思います。ご飯がどれだけまずくてもしっかりと食べていますし。適当に見えますが、意外に自分の身体はしっかりケアしている。
小泉:ホッケー関係はすごくしっかりしてるよね。

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後輩の良き手本となっている小泉

古橋:和也とは長い期間組んでいますが春、そして秋も最初の方は組んでいませんでした。自分も全然調子が上がらなくて、ポイントや得点もできていなかったのでイライラする部分もありましたが、和也が入ってきてくれてから自分の調子上がってきました。守りの部分ですごく頼れる守りのスペシャリストです。シュートも速いですし、攻撃の時も困ったらパスを出せますし、2つ目の大黒柱と言っていいと思います。プライベートでは本当に陸トレやウエイトが大好きです。お風呂場の隣にウエイト室があるんですが、お風呂に入りに行くとウエイト室にほとんどいますね。プロテインも1日で驚くくらい飲むので、おでこに「肉」って入れた方がいいんじゃないかなと。陸トレの部分ですごく頼れますし、和也を見ていたらまだまだやらないといけないという気持ちになります。
中島:…本当になってる?(笑)
古橋:すごくなってるよ。スクワットもすごく頑張れます、負けちゃいかんと(笑)トレーニングと氷上の部分で、すごくチーム引っ張ってくれているなというのはあります。あと、バイトもストイックです。
中島:氷上の面で言ったら、チームの中で1対1は一番強いと思いますし、守りだったら和也が大学の中では一番良いと思いますね。相手に1対1で抜かれない強さや、たとえ抜かれたとしても追いつく足の速さはずば抜けている部分があって、身体能力が高い選手です。シュートは大学で一番速いです。
古橋:速い。見えないです。

―シュートの速度は測ったことはありますか
小泉:ないです。
古橋:和也はたぶん測ったら速すぎて測れないと思います(笑)スクリーンに入るのがとっても嫌です。2つ目のDFはシュートが速い選手が多いですが、ゴール前にいるのが怖いですね。絶対当てるなよっていう気持ちで。それくらいシュートが速いです。
中島:私生活だったら、真来も言った通り陸上トレーニングやウエイトトレーニングの意識がすごく高くて、チーム一やってくれているので、そこは後輩も見ていますし良い影響を与えてくれています。あと、和也は本当にドジです(笑)しょっちゅう携帯や財布をなくしたり、「携帯がない」と言ったら風呂場の脱衣所にあったり、防具置き場にあったりしているので、とりあえずドジだなという感じです(笑)
古橋:笑わせてくれるし、和ませてくれる。
中島:「ドジなり」だなという感じです。
古橋:自分たちも尊敬していますけど、多分和也の弟(小泉智也)が一番和也のことを尊敬しています。
小泉:どう考えてもしてないよ(笑)
中島:兄弟愛がないように見えて結構ありますし…兄弟でウエイトはあまりしてないかな?
古橋:いや、めちゃくちゃしてるよ。
中島:兄弟愛が結構強いです。
小泉:違うよ、(ウエイト室に弟が)いるんだよ。
中島:兄弟そろってウエイトが大好きで、すごく意識が高いです。
古橋:仲良いよね。
中島:古橋兄弟くらい、仲が良い。
古橋:フリーアイスに2人でシュート練習していることもありますし(笑)それくらい仲が良いから、弟にとっても良い影響になっているんじゃないですかね。

―入学時、あるいはそれ以前に出会ったときから今までで、印象やプレー面で変化したと感じる点はありますか

中島:真来は高校のときから知っていますが、今と本当に変わらないですね。ホッケーも見たときからうまいなと思っていて、むしろ中央に一緒に来てくれてありがとうという感じです。違うところに行くのかなと思っていたので。ホッケーの面では昔から守りも攻めもうまくて器用なプレーヤーです。
古橋:和也は変わったよね。シュートも速くなったし。
中島:和也は身体も大きくなったし、思ったより喋りますね(笑)高校のときもそこまで喋っていませんでしたし、めちゃくちゃ無口で喋らないのかなと思っていたので。でも、2人きりになると結構喋ってくれて。
小泉:元々仲良くなると喋るんだ、人見知りするだけ(笑)
古橋:彰吾は、入学した時、今の活躍から考えたら「中島がここまで活躍するのか」と正直思いましたね。思った?
小泉:うん。1年目からしたら、それ以降の活躍が…
古橋:それはもう右肩上がり。右肩上がりどころじゃないくらい上がりましたね。高校のときも試合をしていましたが、そこまで点数入れてないよね?
中島:うん(苦笑)
小泉:3年目になってめちゃくちゃうまくなったよね。
古橋:中3のスキルコンテストで初めて名前を聞いたときに「誰だコイツ?」という感じで。それで高校生になって試合をする回数が増えて、ジュニアのジャパンに入って結構喋ったりもしましたが、伸びた。秘めていた才能が爆発したというか。高校2年生の時、代表の練習で良い感じにこけたら、そこに彰吾が下を向きながら逆サイドから来てぶつかって…
中島:本当に危なかったんですよ、1回転しましたし。それで誰だコイツと思って見たら…「こいつが古橋か」と(笑)
古橋:それがきっかけで奮起しましたね(笑)
中島:けがしそうになったからね(笑)
古橋:一番伸びた選手だと思いますね。
小泉:伸びたというか、うまかったけどさらにすごくうまくなったというか。
古橋:でもみんなに「こんなに活躍するとは思わなかった」と言われるよね。
中島:高3で伸びたと言われるね。
小泉:高3の時に見て、驚いたよ。あれ?とあんな選手だったかなと。
古橋:(高校当時)どのチームからも声は掛かってないでしょ?
中島:中央しかないかな。中央に行くと決めたあとに法政が声を掛けてきましたが、全然声が掛からなかったです。U18に入らなかったので。
小泉:やっぱり江守さんの見る目、中島の伸びしろを見る目がすごかった。
古橋:初めて会った時からしたら、思っていないほどの活躍もしていますし、本当はそれくらいのスキルがあったんですよね…うらやましい。僕は結構海外(代表)で活躍するんですけども…
小泉:自分で言っちゃった(笑)
古橋:日本ではそこまで得点しないので、その活躍がほしいですしうらやましいです。
中島:むしろその海外の力がほしい。
古橋:合体させて「古橋彰吾」とかになったら強いね。

―中島選手のターニングポイントというのは
中島:(高校2年生のときに)U18に落ちたことですね。そこで落ちて、今まではギリギリでも入っていましたがそこで落とされて危機感を感じて。そこをきっかけに人生で一番練習したと思いますし、良いきっかけになってくれたというのが大きかったです。

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理想は4年生全員がベンチ入りしての優勝
―同期とのエピソードを教えて下さい
古橋:じゃあ、星(龍之介)から。星はとりあえず、結果を残すわりにあまり注目されてない。
小泉・中島:(笑)
古橋:黒子というか。
中島:計算できるプレーヤーです。
小泉:派手なプレーはないけれど、うまいところはうまい。
古橋:個人技とかをやらせたら本当にうまいです。すごい個人技を持っていて、シュートも決定率がすごく良いです。ですが、4年生の中で一番チームプレーに徹する選手かなと。
中島:ホッケーIQは高いと思うので、そんなに大きくないし力もないプレーヤーですけど、ボジショニングが良いです。
小泉:そんなに目立ってはないけど、いないとすごく困る。
中島:相手からも良い意味で嫌われていて反則をもらってくれたり、チーム内でも良い意味で嫌われているというか…(笑)例えば4年生なので誰かかしら注意する人も必要ですが、星は寮長をやっているので1年生に掃除が汚いとか、自分たちが言えないことをズバズバ言ってくれています。そこは1年生からしたら「なんだこいつ」と思われるかもしれないですけど…
小泉:ダッシュの時に、終わった後に1年生全員を集めて「お前ら声ちゃんも出せよ!」って(笑)先輩が出してる時に出してないだろって、1年生が怒られていたよ。
古橋:僕たちが言えないこと言ってくれるんですよね。たぶん言われた人も後々感謝するんじゃないですかね。
小泉:言うわりに嫌われてもいないですし、後輩からもいじられたりするようなキャラですし。
古橋:お兄ちゃん的な存在だね。
中島:そうかな!?(笑)
小泉:ムードメーカーでもありますね。
古橋:ホッケーで言ったら「ゴール前の星」と言われます。
中島:ゴール前は本当に強いですね。いいところにいて、こぼれ玉とかをしっかり叩いてくれますし。
小泉:派手さはないですが、DFからしたらパスコースとかを作るのが一番うまいというか、(自分がパスを)出せないと思ったらすぐに動いてくれます。
古橋:自分のことより人のことを考える人です。
小泉:僕は色んなセット入ってやっていますけど、龍が(パスを)出す時に考えていることを一番最初にわかって動いてくれるので出しやすいです。
古橋:一緒に組まないとわからない選手というのもあります。
小泉:上から見ていたらそんな派手には見えないですが、やっていると組みやすい。
中島:僕は入学した時、龍は試合に出られないと思っていたよ(笑)
小泉:1年目からしっかり出ていたね。
中島:中央はただうまいだけでは試合に出られないチーム。システムや順応性が求められて、うまさだけでは出られない。
古橋:一番勉強になる選手です。試合出ていない選手は、星みたいに勉強すればいいかなと。自分たちを見習うよりも、星を見て学んだ方が勉強になります。
小泉:試合に出られるようになるんじゃないかと。個人スキル云々より、頭でどうにかなるところを一番分かっている選手です。

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信頼の厚い星。中央のホッケーを体現する選手だ

古橋:健太郎(平間)こそお兄ちゃんですね!
中島:平間は本当に全員から愛されるというか。誰に対しても仲良くしていて「THEいいヤツ」という感じです(笑)学部が一緒なのでずっと一緒にいましたが、僕はシャイなので分からないところを一般生に喋りかけられないんですよね。そうしたら、「ここをどうするの?」と話しかけるみたいな。人見知りもしないですし。
古橋:それがチャラいんだって!(笑)
中島:チャラいのかな?(笑)でも、良い意味で人見知りしないので、誰とでも仲良くなれる。初めての人にも仲良くできますしチーム内でも仲良くできるので、そこはチーム一かなと。誰も健太郎のことを嫌いと言うやつはいないと思いますね。星だったら嫌いというやつもいると思うんですけど(笑)
小泉:ホッケーでは練習とかもしっかりやっていますし。秋リーグはあまり出場機会がなかったですが、出ている時はしっかり仕事をしてくれましたし、頼りになる存在ではあります。
古橋:足りないところをちゃんと練習しているところが良いです。
中島:あと中大のファッションリーダーです(笑)

古橋:小滝は本気でやったら、もう少し良い力を出せると思います。でも…とりあえず私生活から何から優しいです。ホッケーをやっていても優しいんですよね。周りのことを考えてやっていますし。やる時はやります。
小泉:ホッケーやっているときはすごく楽しそうだよね。
中島:試合に出たらめちゃくちゃ楽しそうにプレーしていて、いつも笑っています。でもホッケーのセンスはあると思うんですよ。
小泉:意識の問題かな。技術もあるし。
古橋:シュートもうまいしね。練習を見ていたらいいなと思うんですけどやっぱり…優しいので。
小泉:確かに。
中島:優しいんだよね。
古橋:これを小滝が見てくれていたらありがたいんですが、もうちょっと練習をハードにやってくれという(笑)直接言うと優しいので甘えちゃうんですよね。練習にいつもの優しさでなくて、もう少し激しさをもってほしいです。
小泉:FWもできるから起用だよね。
古橋:試合はもうインカレしかないですが、小滝だったら出られると思いますし。最後は4年生全員でベンチに入って優勝したら最高ですよね。今の感じからすると試合に出るのは難しいかもしれないですが、あと少しの努力で変わってくると思います。優しい一面もありがたいですが、厳しさを見せてほしいかなと。
小泉:自分にも優しいからだめなんだよね(笑)
中島:健太郎と星は褒めたのにね。
古橋:小滝は褒められなかったね(笑)あと、北海道で合宿があるときはご飯をよく誘ってくれる。
中島:なにそれ(笑)
古橋:一人ぼっちにならなくて済むという。とりあえず小滝は優しいと言っておけば間違いないです。

―ここまでのアイスホッケー人生で影響を受けた存在というのはいますか
古橋:選手でしたら王子にいる寺尾裕道さんです。小学校の時からすごくうまかったですし仲が良いのですが、プレーを見て自分もああなりたいと思いました。細尾リンクの一般滑走で教えてくれていたので、裕道さんを尊敬していたというのもあります。あと親は毎回細尾リンクへの送り迎えでサポートをしてくれていましたし、大学になって一番すごいと思うのは、親がリーグ中は毎試絶対に観に来ます。いない日はないよね。
中島:皆勤賞だよね(笑)
古橋:4年間母親は観に来なかったことがないと思います。父親は仕事が忙しいですができる限り来てくれましたし。ホッケー面では何も親からはこうしろとかもっと頑張れとかは言われないですが、観に来てくれているから頑張ろうという気持ちがあって、親孝行のような気持ちです。親が来ていたら頑張ろうと思いますし、優勝という面では恩返しできたと思います。今のところ順調なので、インカレで最後優勝するのが一番良い親孝行だと思います。
小泉:大学に入ってから色々なことを考えるようになりましたが、それはヘッドコーチの腰越さんの影響ですね。あの人はそこまでこだわるのかというくらい細かいところに拘るのですが、最初はそこまでしなくてはいけないのかなと思っていました。あの人にものすごく怒られたことで、自分の考え方が変わったというところがありますね。
中島:高校の3つ上に穂積(潤光)さんという選手がいて、武修館から中央に進みました。U18も入っていなかったのですが大学に入って伸びて、U20やユニバにも選ばれてすごいと思っていたんですよね。自分もU18に落ちたり背番号も同じで、大学に入ったら成長できるんだというのを、穂積さんを見て思いました。穂積さんがやっていたトレーニングを聞いて取り入れたりして、そこを目指してやっていたかなと思います。

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いざ3冠へ
―古橋選手は地元でインカレを迎えますね
中島:良いなぁ、地元でインカレ。
古橋:2年前、日光で国体があったときすごい人数が入りましたし、決勝まで行ったのでたくさん観客が入って、応援されました。そういうのを考えたら、インカレも観に来てほしいです。
中島:日光は地元愛がすごいから、地元の選手が頑張っていたらすごく応援してくれるよね。
古橋:それくらいのお客さんが入ってくれたら自分としてもすごく嬉しいですし、大学のユニフォームを来てやる姿を見せられるのはインカレが最後です。日光の人はみんな優しいので、ホッケーをやる人を支えてくれるんですよね。知らないおばちゃんやおじちゃんからも「頑張ってるね」とか「次の試合観に行くね」と世間話されますし、けがをして接骨院に行くと知らないおばちゃんに飴をもらったりとか(笑)そういった人たちが観に来てくれると思ったら最高ですよね。頑張れます。地元ということで、最後は感謝の気持ちで大学のホッケーを締めくくれればいいなと思います。

―2年前に逃した3冠が懸かっています。最後にインカレへの意気込みを聞かせて下さい
古橋:地元日光で開催されるので恥ずかしいプレーはできないですし、小さい子供にも夢が与えられたらいいかなと思うので頑張ります。3冠が懸かっていますがインカレは勝てていないのでチャレンジャーの気持ちで、1試合1試合集中して全力で戦っていきたいです。個人的には得点王などに絡めたら良いですが、大事な試合で点を入れられる選手、「インカレ男」になりたいと思います。
小泉:ここまで春と秋を獲っていますが、インカレはどこのチームも最後なのですごく気合いが入っていますし、どこで負けるかも分からないので、1試合1試合集中します。自分のためにではなく、チームのためにできることをやって、最後優勝という形で終われることを目標に頑張っていきたいです。
中島:春と秋に優勝できて自信を持ってインカレを迎えますが日光は3年前、インカレ優勝できた地でもあるので自信を持っていきたいと思います。たくさんの応援してくれている方々がいるので、親を始めOBの方々や応援してくれている人たちに頑張っている姿、優勝を見せられたらいいと思います。

☆取材後記☆
これが日本一を目指すキャプテンの姿だと思いました。自分のことや自分たちの代のことだけでなく、これから先のチームのことまで考えて動いている。試合に出てない後輩など一人一人に目を向けていて、愛があるからこそ「鬼の中島」にもなれるのだと思いました。監督が変わって日頃からアピールできるようになったことが、選手一人一人の意識が上がるきっかけになり、結果的に質の良い練習ができてチームが強くなれてるのだと思います。改めて、一人一人がチームのために何ができるか考えて練習やプレーをしている、みんなで戦うという思いが強いチームだと感じました。(濵田)

父親譲りのトークが冴えわたる(?)古橋選手を中心に大いに盛り上げていただき、3人の性格やカラーを垣間見ることができる楽しい対談となりました。個人的には、3人からとても信頼が厚い星選手のエピソードが印象的でした。今季未だ無敗の中央。インカレでもそのまま突っ走るのか、あるいはどこかのチームが3冠に待ったをかけるのか。一人のアイスホッケーファンとしても、非常に楽しみです。(熊谷)

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