【ゲームレポート】法政大学vs東洋大学 秩父宮杯 第64回関東大学アイスホッケー選手権2016/4/17

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関東大学アイスホッケー選手権大会 ベスト4をかけた準々決勝。昨シーズンの秋リーグでは1勝1敗(法政4-3東洋、法政3-5東洋)という接戦を繰り広げた両校の熱い戦いに注目が集まる試合となった。

《SCORE》
法政大学vs東洋大学
GOAL (0-3,0-0,1-2)
Total 1-5
SOG (10-15,15-10,10-15)
Total 35-40

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《戦評》
試合開始01:59という早さで東洋#21古川誠也選手がPPの中、持ち前の足の速さを活かしたシュートで先制点を決める。

その後も両者激しいチェックでパックの取り合いが続く中、法政はペナルティを取られてしまいPKのピンチに。東洋キャプテン#48人里茂樹選手が冷静にリバウンドを決め、更に勢いをつける。

勢いに乗った東洋は続けて#21成田壱皇選手が#47中澤走飛選手のシュートに合わせてシュートを放ち、見事ゴールを決め大きなガッツポーズを見せた。

第2ピリオドでは
東洋のペナルティが続き5on3になるなど法政大にとって絶好のチャンスが訪れ何本ものシュートを打つが、東洋ゴールキーパー#34古川駿選手が好セーブを見せ、ゴールネットを揺らすことは出来なかった。
このピリオドは両者一歩も譲らず最終ピリオドへ。

法政0-3東洋で迎えた第3ピリオド。
最後まで粘り強いプレーが特徴の両校にとって油断の出来ない点差の中、法政キャプテン#13松本力也選手のゴール裏からの見事なアシストにより#11西口開羅選手がゴールを決め、反撃が始まった。

ここから法政のペースになるかと思えたが、先程ゴールを決めた#11西口開羅選手が今度はスラッシングでペナルティ。PPとなった東洋大はチャンスを逃すまいとキャプテン#48人里茂樹選手がゴールを決め、再び3点差に突き放す。

残り時間が迫り、法政大はゴールキーパーをベンチに上げ6人攻撃で攻めるもパックが東洋に渡ってしまい、#48人里茂樹選手が落ち着いてゴール前まで運び5点目を決める。

東洋大キャプテン#48人里茂樹選手はこの試合ハットトリックを達成した。

《選手インタビュー》
【東洋大学 4年 FW #48 人里茂樹選手 (C)】
– 今日の試合を終えて

「トーナメントなので勝てた事が良かった。」

– キャプテンから見た今日活躍した選手は?

「ゴールキーパーの古川駿です。 5on3のキルプレーを守ってくれた。
安定してやってくれて、今日も活躍してくれた。 」

– 今年のチームの見所は?

「誰が何をするという特別なことはなく、全員が一生懸命プレーして、チームの為に何が出来るか、何をすればいいのかを考えてやるチームです。 みんなが頑張るチーム。 みんながハードワークするチーム。」

– 自分自身のハットトリック達成について

「自分の反則で流れを悪くしてしまったので、なんとか流れを変えようと思ってやっていたので、ゴール出来て良かったです。 」

– 春大会の目標は?

「毎年そうですが優勝するということを常に目標にやっているので、「優勝」で間違いないです!」

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【東洋大学 2年 GK #34 古川駿選手 】
– 今日の試合を終えて

「正直すごく良くて、途中まで無失点でいけたのですが3Pに1失点したのがいらなかったかと思います。 」

– 3on5の時の心情は?

「長いなぁと感じました。 」

– 今年のチームの見所は?

「走って当たってリズムを作るチームです。」

– 春大会の目標は?

「優勝です!」

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【東洋大学 1年 FW #24 石橋拓実選手 】
– 今日の試合を終えて

「アイスタイムは少なかったのですが、自分なりにシュートも多く打ててチャンスも作れたので良かったです。 」

– (前回の試合で)初ゴールした時の感想は?

「素直に嬉しいです! 自分が入れて、先輩も、先輩が入れたかのように喜んでくれたのが何よりも嬉しいです! 」

– 今年のチームの見所は?

「フィジカルにプレー、攻めの速さ、どこのチームよりも早いプレッシャーでシンプルに守りも良くて、全員で攻めて全員で守るチームです。」

– 自分のプレーの見所は?

「シュートの速さです。 シュートを打ってチャンスを作ってゴールするのでぜひ見てください! 」

– 春大会の目標は?

「出た時には100%の力を出してチャンスがあればどんどんシュートを打って決めます!」

 

【東洋大学 1年 DF #26 川口竣耶選手】
– 今日の試合を終えて

「今日は準決勝に繋がる大事な試合だったので、チーム一丸となって勝てて良かったです。 」

– (前回の試合で)初ゴールした時の感想は?

「決めたい気持ちがあって、その中で先輩からチャンスを貰って決められたので嬉しかったです! 両手を挙げて喜びました! 」

– チームの見所は?

ハードワークで全員で攻めるなど、一体感があるチームです。

– 自分のプレーの見所は?

「守りとパスが得意なので、特にその2つに注目してもらいたいです。 」

– 春大会の目標は?

「優勝です!」

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【法政大学 4年 FW #13 松本力也選手 (C)】

– 今日の試合を終えて
「技術の差は感じなかったが、決めるところで決める決定力に差が出てしまったと思います。」

– 次回に向けて

「PPが弱いので、そこでも決められなかったので、練習からしっかり集中して強いチームでも決められるようにしていきたいです。」

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【法政大学 1年 DF #14 松井洸選手】
– 今日の試合を終えて

「自分たちのゲーム展開が出来なかったのが悔しいです。 」

– PPのチャンスがあったが決められなかった要因は?

「自分の得点力の無さでしょうか。 」

– 宿敵、対東洋戦でしたが

「自分たちは強いと思い込んでいた。
2ピリのプレーが最初から出来たら良かったです。 」

– 次回までの修正点

「守りが大事だと思うので、失点を2-3点に抑えたい。」

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text = Yumi Sato
photo = Daiki Takebuchi
edit = Yutaka Kobayashi

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小林 泰

小林 泰

東京大学運動会スケート部アイスホッケー部門2015年度副将 公益財団法人日本アイスホッケー連盟国際委員 カナダに住んでいたがアイスホッケーを始めたのは大学から。会社を始めたばかりなのでお金、ありません。。。。
小林 泰

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