ずっと前から決まってはいたのですが、出すのが遅くなってしまいました。
1年で一度しかない大学生とアジアリーグのチームが対戦するチャンス。
それが全日本アイスホッケー選手権。大昔は、立教大学が日本一の栄冠に輝いたりと、戦前戦後の大学リーグがトップリーグだった時代には大学チームも優勝の確率がかなりあったこの大会。もちろん、ここ数十年間は日本リーグ、その後のアジアリーグのチームが日本一を争う場になっています。
今回、挑戦権を掴み取った中央大学、明治大学、関西大学は実業団相手にどんな戦いを見せてくれるのか今から楽しみでなりません。
さて、ここ最近は息の根が止まりそうなほどお金がなくて困っているのですが、その中でもこの中継をできることになったのは日本アイスホッケー連盟様の予算の中から遠征費をいただけることになったからです。
中継そのものはコアですが、本質ではありません。しっかりと、中継を使って日本アイスホッケー連盟様の期待に応えられるようなプロモーション企画にしていきたいと思います。
お金をいただくというのは、責任が伴うということに他なりません。もちろん、これまでも全力を尽くして、中継のクオリティアップ、配信コンテンツのクオリティアップを行なってきたという自負があります。
ですが、スタッフ育成の観点と運営の安定性の観点から全てのスタッフが全ての仕事をこなせるような体制にしているため、中継や出す内容について時には他のものより相対的に劣ってしまうことが現状あります。ただ、この点に関しても組織的なフォローアップであったりで全力で努力しております。
アイスホッケーをメジャースポーツに劣らないようなスポーツにするという決意。
そもそも現状のスポーツビジネスを変えられるような活動をしようという決意。
キュレーションやまとめなどのパクリコンテンツが跋扈していたインターネットメディアの中で、本当に価値のある情報を「創る」ことで自称「メディア」を駆逐していくという決意。
そんな決意に従って活動しています。
ですから、私たちは一部データに関する参照はしますが、根本的なところで、出すものは全てオリジナルの中継動画、独占取材、スタッフ自らが撮った写真です。シェア、RT以外で出すものでどうしても写真等いただかねばならない場合は、(お金がないので現状フィーでのお返しはできませんが)クレジット、ウォーターマークをしっかりとつけております。
そんな中、中継告知の投稿に対するこんなコメントがありました。
なるほど。
そして、このコメントの方のページを見ると。
なるほど。
まず、文体に関するコメントからお返しすると、「〜しなければならない」というのはバイアスがかかっているという点が指摘できるでしょう。
「告知だから〜という文体にしなければならない」
それは誰が決めたことなのでしょうか。
全て、世に成功する物、人の出発点は「全てを疑う」ことから始まると信じています。
紡ぐ言葉の一言一句、句読点に至るまでその意味を疑うこと。
作る製品の存在意義から疑いそれらを再定義すること。
先立つものを唯々諾々と継受していくだけでは、明日を切り拓くどころか、見極めることもできず、時代の流れに取り残されることになると信じています。
まあ、そもそも「告知だから〜〜という文体でなくてはならない」という論は客観的データと事実によって示されたものではなく、例えば大手メディア(何を大手メディアとするのかはまた疑う必要がありますが)の中にも今回のような文体で文章を出すところもあるという事実がありますので、全く根拠薄弱な個人的嗜好によるものと言わざるを得ないのであります。
さて、今回、このような文体にしたのは画像のテイストとの親和性を考えてのことです。
アイスホッケーをもっと日本で夢のあるものにしたい。そのためには、私たちの投稿一つ一つがより多くの人に届くこと、私たちの媒体の求心力が大きいことが必要だと考えております。
つまりは、Facebookページの空間としての完成度、コンテンツの多彩さ、スタイルが固定されないこと
が必要だと考えて日々運用しています。
そして、実際、文言固定や出すもののテンプレート化を行うとリーチが落ちます。
故に今回はこのような形での投稿をすることになりました。全ては疑い、仮説を立て、検証するという過程を何度も踏んできた経験の上での発信です。断じて「アマチュアのボランティア意識」ではありません。
詳細情報のところは、JIHFを参照しましたが、この方が問題としている箇所については私が私の人生をかけて日本人として培ってきた言の葉の結露の一つです。断じてコピペではありませんし、たとえ個人のFacebook友人間であったとしても根も葉もない思い込みの嘘をばら撒かれるのは哀しくてなりません。
ただ、畢竟するにこのように思われてしまう背景、認識に関しましてはなるほど私たちも未だ至らないところがあると思っています。不徳の致すところであります。プロ意識を目指して、明日からも日々研鑽してまいりたいと思います。
あとがき
※NHKとの放送が被るものに関してはリアルタイムではなく、後での放送となります。
※実は、JIHFのホームページの情報が一部誤りがありますので、皆様には上記添付いたしました大会ポスターを参照の上、ご観戦いただければ幸いです。