【ゲームレポート】東洋vs法政 2015年関東大学アイスホッケーリーグ戦第9節

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優勝戦線に踏みとどまるにはもう1敗も許されない東洋大と、ここ3試合勝ち星のない法大。東洋大が今季好調・人里茂樹選手のハットトリックで、1次リーグのリベンジを果たした。

第1ピリオドから頻繁に攻撃権が移り変わる。法大が多少押す流れとなるが、決定的なチャンスはなかなか巡ってこない。スコアレスで終えるかと思われた19分30秒、ゴール前の混戦からパックを押し込み、東洋大が先制する。

 

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【東洋大が先制!】東洋1-0法政19:30 東洋大学 G#19武尾秀康 A#18今野友尋 A#7岩野和貴(+1)https://www.showroom-live.com/feef2336722

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年11月2日

第2ピリオドも、互角の展開が続く。6分53秒、Nゾーンから抜け出した法大のエース・木戸啓太選手が遠目からシュート。木戸選手の復帰後初ゴールで試合は1―1の振り出しに戻る。

 

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【法大が試合を振り出しに戻す】東洋1-1法政26:53 法政大学 G#21木戸啓太 A#22中口郁弥 A#81横山恭也https://www.showroom-live.com/feef2336722

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年11月2日

1次リーグの対戦同様、シーソーゲームとなるか―。そんな雰囲気は人里選手が一瞬にして打ち砕いた。10分31秒、右サイドからかけ上がって法大の選手を次々にかわし、鮮やかなゴールで2―1。

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【東洋大が再びリード】東洋2-1法政30:31 東洋大学 G#48人里茂樹 A#13出口圭太 A#16飯島晃https://www.showroom-live.com/feef2336722

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年11月2日

そのおよそ3分後、今度は右スロットから2得点目。

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【東洋大が追加点!】東洋3-1法政33:51 東洋大学 G#48人里茂樹 A#49田中健太郎https://www.showroom-live.com/feef2336722

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年11月2日

さらにパワープレー中の18分24秒、リバウンドを押し込み4―1。このピリオドでハットトリックを達成し、東洋大が流れを大きく引き寄せた。

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【東洋大、人里選手ハットトリック!】東洋4-1法政38:24 東洋大学 G#48人里茂樹 A#20古川誠也 A#7岩野和貴(+1)https://www.showroom-live.com/feef2336722

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年11月2日

東洋大の3点リードで迎えた第3ピリオド。法大はこの試合こここまで、Aゾーンでプレーする時間を確実につくっていたが、1点が遠い。13分43秒、ようやく中口郁弥選手の豪快なワンタイムシュートで1点を返し、2点差に詰め寄る。

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【法大が反撃に出る】東洋4-2法政53:43 法政大学 G#22中口郁弥 A#6松本勝利 A#21木戸啓太(+1)https://www.showroom-live.com/feef2336722

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年11月3日

しかし、法大が反撃に出ようとしたところで、東洋大は決定的な追加点を挙げる。およそ2分後、パス回しから最後は渡邊亮秀選手のミドルシュートがネットを揺らし、パワープレーゴールでダメ押しとなる5点目を追加した。

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【東洋大がダメ押しの5点目】東洋5-2法政55:35 東洋大学 G#46渡邊亮秀 A#11今村健太朗(+1)https://www.showroom-live.com/feef2336722

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年11月3日

後のない法大は6人攻撃をしかけ、残り4秒で成功。だが、中盤に奪われたリードをひっくり返すことはできず、5―3で東洋大が勝利した。

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【法大が残り4秒で意地を見せる!】東洋5-3法政59:56 法政大学 G#13松本力也 A#88吉村紀耶 A#21木戸啓太https://www.showroom-live.com/feef2336722

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年11月3日

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序盤からどちらに転んでもおかしくない展開であったが、東洋大に流れを引き寄せたのはやはり人里選手の3ゴールだろう。入りは固かったものの、2Pごろから東洋大の足が動き始め、攻撃のムードをつくっていった。「良い時間帯で決められた」と本人が述べるように、その2Pの3ゴールで主導権を掌握。また、1年生GKの古川駿選手も39セーブの活躍で勝利に貢献。快勝を収め、優勝への望みをつないでいる。

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法大は敗れたものの、前節で木戸選手が復帰してから確実に攻撃に厚みが増している。とりわけ上位セットのFWラインが良い連携を見せてチャンスを演出したが、決めきることができなかった。これで引き分けを挟んで3連敗。同点の場面など、競った局面からなかなかリードをつくることができずに相手に点を許し、接戦を落としている。立ち上がりからリードを奪うことができれば、白星はそう遠くないはずだ。

☆試合後のコメント☆
東洋大学  人里茂樹選手
「前半戦法政に負けていたということもあり、失うものは何もなかった。良いチャレンジができ、結果的に勝てて良かった。(1次リーグで負けた)法政大学だからこうしようという考えはなく、選手全員が努力した結果がこのような形になったので、すごく良かったと思う。(ハットトリックについて)勝つためには点数を入れないといけない。キーパーも1年生の古川がすごく頑張ってくれていたので、FWとして何とか助けてあげたいという思いがあって、ゴールに向かっていこうと自分の中でとても意識していた。3点入れたということに対しては特に何もなく、チームの勝利に貢献できて良かった。良い時間帯で決められたと感じている。チームに良い流れを持ってこられたのではと思う。(GK古川選手の活躍)持っているものはすごく高いと思う。練習でも結構良い動きをしているので、試合で結果を出せるというのは1年生だがすごい。頼もしいしこれからが楽しみなキーパー。(次の試合に向けて)対戦相手がどこであろうと変わることはないので、最初から最後までチャレンジして、結果的に最後勝てれば良い」

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