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【ゲームレポート】明治vs早稲田 2015年関東大学アイスホッケーリーグ戦第5節

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互いに4戦全勝で迎えた明大と早大の一戦。第1ピリオド序盤に早大が矢島雄吾選手の得点で先制するも、第2ピリオド終了間際に明大・大津晃介選手が得点し同点となる。勝負の第3ピリオド、早々に早大・青木優之助選手が得点すると、それが決勝点となり、早大が勝利した。

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相手のミスから先制点を決めた。第1ピリオド6分22秒、早大・矢島選手が明大の甘く入ったチェックをかわしシュート。先制点を決めると、右手を大きく突き上げた。第1ピリオド残り5分となったところで、早大のペナルティが重なる。明大は大津選手を起点にゴールを狙うが、パックはゴールを捉え切れない。明大はパワープレーを生かせず、1―0で第1ピリオドを終える。

 
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【先制点は早稲田】早稲田1−0明治06:22 早稲田大学 G#1矢島雄吾 A#21金子立樹 A#88寺井敏博https://www.showroom-live.com/feef2336722現在配信サイトでは応援投票も行っています。是非ご参加ください。

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年10月9日

 

 

第2ピリオドは開始早々から荒れた展開となった。1分35秒、早大が4分間のマイナーペナルティを取られ、明大にチャンスが訪れる。しかし直後の2分5秒、明大もペナルティを取られ4対4のプレータイムとなるが、続く3分47秒、早大が再びペナルティ。早大ベンチからは大きなため息がこぼれた。5対3と数的有利となった明大は、攻撃の主導権を握る。FW中心にシュートを放つが、なかなか得点に結びつかない。松本昂大選手(明大)がゴール前へ攻め上がり、一対一となった決定的場面。しかし松本選手のシュートはゴール直前でハリデー慈英選手(早大)に阻まれノーゴールとなる。「もう早く(キルプレーが)終わってくれという感じだった」と早大GKの遠藤秀至選手。遠藤選手の気持ちが伝わったのか、総力を挙げた守りで、早大は絶体絶命のピンチを無失点に抑えた。一方、パワープレーを生かせなかった明大だったが、このままでは終われない。第2ピリオド終了間際、ゴール裏で大椋舞人選手(明大)が早大3選手を引きつけ、ゴール前でフリーとなった大津選手にパス。そのパスを大津選手が合わせ同点に追い付く。勝負は第3ピリオドへともつれ込んだ。

 
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【2ndP終盤に明治意地の反撃点】早稲田1−1明治39:09 明治大学 G#11大津晃介 A#22大椋舞人 A#8大場大https://www.showroom-live.com/feef2336722

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年10月9日

 

勝ちへの執念が試合を決めた。第3ピリオド4分27秒、左サイドから寺井選手(早大)がシュートを放つと、明大GK・前北恵介選手の手からこぼれたパックを青木選手(早大)が沈め追加点を奪った。得点が決まると、青木選手はガッツポーズを決め、喜びを爆発させた。逆転を狙う明大だったが、後半に入り相次ぐペナルティ。青木選手の得点が決勝点となり試合は終了した。

 
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【同点から始まった最終ピリオド、早稲田が先に追加点を獲得】早稲田2−1明治44:27 早稲田大学 G#26青木優之介 A#21金子立樹https://www.showroom-live.com/feef2336722

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年10月9日

 

 

明早戦の軍配は早大に上がった。「今週1週間は明大に勝つためにやってきた」と金子選手の言葉通り、最後まで集中力を切らさなかった。ここまで5戦全勝と単独首位に立った早大。次戦の相手は中大だ。虎視眈々と優勝を目指す中大相手に白星を奪うことができるか、注目だ。

一方、明大は宿敵・早大を相手に、悔しい一敗を喫した。試合は終始明大リードだったが、幾度となくあったチャンスをものにすることができなかった。「4年生にまとまりが欠けていたことが、こういう結果になってしまった」と、試合後リンクで円陣を組んだ時、キャプテンの大津選手はチーム全員に向かってこう言った。次戦から東洋大、中大と絶対に負けられない戦いが続く。この負けをどう生かしていくか。明治のホッケーが息を吹き返すことを期待したい。

 

☆試合後コメント☆

明治大学

間中朗監督

「負ける時はこんなものかなという感じ。パワープレーは何がやりたいのか明確になっていなかった。崩してシュートして入れたいのか、パスしてシュートを決めたいのか。意図がなかった。パワープレーは課題ですね。(セットの変更について)いい選手をなるべく使いたいと思っている。なるべく固定できればいいですが、バランスがまだつかみ切れていない。(敗因は)パワープレーですね。5対3でも入れられなかった。(選手に求めることは)点数を決める前にしっかり守ること。法政戦も先に入れられて、今回も先に入れられたので。(東洋戦に向けて)いいコンディションで持っていって、この負けを引きづらないようにしたい」

 

松金選手

「間違いなく明治のほうがいいホッケーをしていたと思いますが、決めるところを決め切れないで相手にチャンスをものにされて。早稲田からしたら理想的な勝ち方だったと思う。(パワープレーに関して)5人がそれぞれ何をやりたいのか、まだかみ合っていない。舞人さん(大椋選手)のセットは、毎試合ごとに選手が変わっていて、そのなかで5人がかみ合わせてというほうが自分は難しいと思う。練習でできないことは試合でできない、というのが全てではないですが。その点ではスタッフと選手の間での意思の疎通がまだまだ薄いのかなと思う。勝つチームはそういう所からしっかりしていますし、迷いがないチームは自然と勝てる試合運びができる。勝つことを当たり前にしたいが当たり前ではないというのが勝負の世界。ただもうやるしかないですし、不安とか言っている場合ではない。全員が負けられないと思っているし、勝ちます」

 

早稲田大学

金子選手

「今週一週間は明大に勝つためにやってきたので、その成果が出て良かった。先制点を取ることを意識していたので、今日先制点を取れたことと、陸トレなどで練習を積んできたので、最後まで走り負けなかったことは良かった。(次戦に向けて)中大は夏も負けていますし、拮抗した試合になると思いますが、しっかり勝ち切れるようにやっていきたい」

 

青木選手

「強豪の明大に勝てたことは自信になったと思う。(勝ち越し点を決めた時は)どんな形でもチームに貢献したいと思っていたので、嬉しくてあのガッツポーズが出た。(第3ピリオドは特に早大ペースに持ち込めていたように見えましたが)第3ピリオドには自信があった。夏から秋リーグここまで第3ピリオドで相手に負けている試合はないので。(中大戦に向けて)チームに貢献できるよう頑張ります」

 

遠藤選手

「厳しい試合になると思ってしっかり準備をしてきた。予想していた通り序盤からずっと攻められていたが、第3ピリオドはうちのペースになっていたし、想定内とは言い切れないですが良い試合運びができたと思う。明大は個人個人がうまいので、相手がいい位置でパックを持ったら1本目のシュートをしっかり止めようということを意識していた。リバウンドは出さないようにしていたが、出てしまったらそれは仕方ないという気持ちで、とりあえず1本目を止めることを考えていた。(キルプレーの時間帯は)あまりプレッシャーは感じず、それよりは疲れていたので、もう早く(キルプレーが)終わってくれという感じだった。(ご自身のプレーを振り返って)今日はパックもよく見えていて体もよく動いていた。前回の試合から間が空いたのでしっかり準備をしてコンディションを整えることができたと思う。(DF陣の動きも良かったように思いますが、GKとしてはどのように見ていましたか)自陣で守っているときはかなり足も動いていたし、体も負けていなくて、いい守りをしていたと思う。攻めているときに何回か裏を取られたりしたので、そこを直していけばもっと安全な試合運びができると思う。(中大戦に向けて)今日悪かった所を話し合って直せれば、中大にもいい試合ができると思う。明日はしっかり調整をして、ベストな状態で試合に臨めるようにしたい」

 

ハリデー選手

「(強豪・明大に勝利しました)嬉しいですね。勝ててほっとしています。5連勝できて良かった。(勝因は)ここまで立ち上がりが悪かったのですが、今日は第1ピリオドで先制点を挙げられて勢いがついたことと、最後までしっかり走り切れたことだと思う。(試合を通して早大の守備が光っていたように感じましたが)小さなミスでピンチになることもあったのですが、そのときは早大のチームワークでカバーし合って、全員で戦えていたので良かったと思う。(3対5のキルプレーの場面も守り切りました)GKに本当に助けられた。遠藤さんが調子良くて何度も守ってくれた。FWの人たちも体を張ってシュートブロックに来てくれたので勝てたと思う。(ご自身のプレーについてはいかがでしたか)大きなミスがなかったことは良かったですが、要所要所で小さなミスがあったので、それをしっかり修正して、中大戦頑張りたい。(中大戦ではどのような試合がしたいですか)早大は中大に比べると個人スキルで劣るところがあるので、チームワークを発揮して、少ないチャンスで決めてしっかり守れるかがカギになると思う。(次戦は同じ1年生DFの箕島選手とのマッチアップも注目されますが、意気込みは)雑誌にも一緒に取り上げられたりしていますし、良きライバルとして意識する部分はある。正直負けたくない。次戦は勝って、中大に一矢報いたい」

 

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長堀 笙乃

長堀 笙乃

元体育会明治大学スポーツ新聞部のアイスホッケー部担当。スポーツ報道をしたい。そのためにスポーツが強く、新聞部のある大学を選んだ生粋のスポーツ記者。この春大学を卒業し、現在は新人記者として修行中。休日はアイスホッケーの取材に走り回っている。