【ゲームレポート】法政vs早稲田 2015年関東大学アイスホッケーリーグ戦第1節

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2015年度関東大学アイスホッケーリーグ戦開幕日の大トリを飾るのはそれにふさわしいカードだったが、その結末も波乱のリーグ戦を予想させる劇的なものだった。

9/19日、秋リーグ第1節初日最終戦のカードは昨年度4位の早稲田大学対昨年度5位の法政大学。昨年秋の対戦成績は早稲田の一勝一分け。春の選手権ではGWSの末に早稲田が辛勝している。好敵手どうしの対戦だったが、法政8番川上選手のインターフェアランスの反則から生まれた一回目のパワープレーで早稲田はすぐに先制する。

 

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【開始3分で早稲田が先制】法政0-1早稲田02:44 早稲田大学 G#21金子立樹 A#26青木優之介 A#28石川貴大(+1)

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年9月19日

早稲田がこのままペースをつかむかと思いきや、法政はここで踏ん張り追加点を許さない。このままピリオドを終えるかと思ったが、第1ピリオド終盤のパワープレー、今度は法政が1点を返し、試合を振り出しに戻す。

 

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【試合は振り出しに!】法政1-1早稲田17:18 法政大学 G#18西口開羅 A#2今将駿 A#81横山恭也(+1)

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年9月19日

第二ピリオドも一進一退の展開が続く。早稲田が2点目を追加するかと思えば、すぐに法政がパワープレーから得点し、追いつく。

第三ピリオドは両校ともに試合前半から中盤の安全なプレーをかなぐり捨てて、前のめりのフォアチェックとカウンターを応酬しあう展開。ところが、ここに至っても試合は動かない。30分弱に渡って得点のないまま、双方にともに疲れが見え試合終盤を迎えることになった。

最後に試合が動いたのは試合終了9秒前。法政が早稲田側ゴールを強襲し、あわや得点が入るかという展開だったが、ディフェンスラインがまえのめりになったところで、早稲田21番金子がDefending Zone内でパックを奪い、ディフェンスの裏をかいて入っていた26番青木にブレークアウェーパス。永遠にも思えた刹那の勝負を制したのは法政GK伊藤ではなく早稲田の青木だった。

 

【早稲田青木選手残り9秒での決勝弾!】今日一番の熱戦、法政vs早稲田。最後の最後まで続いた競り合いにピリオドを打ったのは、26番青木選手のブレークアウェーゴールだった。法政2-3早稲田

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年9月19日

今年のライバル対決、注目は明治vs中央だけでなく早稲田vs法政も忘れられないだろう。二周目での対決でも熱戦を見せてくれるにちがいない。

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小林 泰

小林 泰

東京大学運動会スケート部アイスホッケー部門2015年度副将 公益財団法人日本アイスホッケー連盟国際委員 カナダに住んでいたがアイスホッケーを始めたのは大学から。会社を始めたばかりなのでお金、ありません。。。。
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