image4

【ゲームレポート】法政vs東洋 2015年関東大学アイスホッケーリーグ戦第2節

Share on Facebook
LINEで送る

image2

9月は下旬、シルバーウィークも中日にさしかかり、世間は連休を満喫しているところだが、関東大学アイスホッケーリーグ戦はこの連休で試合を消化するため、選手たちには休む暇もない。1日おきに3試合をこなすスケジュールであるが、中日の21日、一番の熱戦を演じたのはまたもや法政大学だった。

二日前の早稲田との対戦では試合終了9秒前での痛恨の失点で白星を相手に献上することになってしまった法政だが、この日勝ち星をとったのは法政だった。

対する東洋大学は昨年の最終順位は3位、5位と3位、秋の対戦結果は1勝1敗と互角にみえるが、Div.1Aでの二つの順位差は大きい。特に、今年の東洋大学はFWの破壊力、守護神脇本の好守もあり御し難い相手である。直前のサマーカップでは東洋が勝っている。順当にいけば東洋が勝つのではないだろうかと思われた。ところがサマーカップでの逆転劇が今度は逆の役で起きることになった。

試合開始12分、先制点を挙げたのは法政だった。一瞬の隙をついて出たパスを29番石田選手が東洋ディフェンダーをかわして1点。

 

tihc2015autumn0919 58 (CAMERA 3).mov

【拮抗状態からの先制点 法政1点目】法政1−0東洋12:30 法政大学 G#29石田和哉 A#23末廣直樹

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年9月21日

だが、東洋大学FWの破壊力はこんな程度では折れない。ゴールBGMの残響がまだ耳に残る13分56秒、人里選手。

 

tihc2015autumn0919 59 (CAMERA 3).mov

【先制点を奪取されたところからすかさず東洋が点を取り返す】法政1−1東洋13:56 東洋大学 G#48人里茂樹 A#7岩野和貴 A#27梅野宏愛

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年9月21日

この後試合は20分近くに渡って膠着状態に陥ったが、それを打開したのはやはり圧倒的攻撃力を誇る東洋だった。33分24秒32番坂本選手。

 

tihc2015autumn0919 65 (CAMERA 3).mov

【長い同点状態からリードを掴んだのは東洋】法政1−2東洋33:24 東洋大学 G#32坂本渓太 A#11今村健太朗 A#46渡邊亮秀

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年9月21日

法政は1点を追う展開となったが、得点チャンスはなかなか来ない。第二ピリオドシュート数は5:17と厳しい状況だったが、それ以上の追加点は許さない。チャンスは第三ピリオド冒頭のパワープレーから訪れた。

 

tihc2015autumn0919 67 (CAMERA 3).mov

【法政逆襲の2点目、同点に追いつく】法政2−2東洋43:47 法政大学 G#29石田和哉 A#61大山翼(+1)

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年9月21日

東洋優勢のままおわるかと思えたがこれでわからなくなった。法政は勢いを盛り返し、わずか30秒後もう一点を追加する。

 
tihc2015autumn0919 68 (CAMERA 3).mov

【勢いに乗った法政の3点目、立て続けの得点にてリード】法政3−2東洋44:14 法政大学 G#13松本力也 A#11 A#18西口開羅

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年9月21日

流れは確実に法政にきていた。ここで東洋は引き離される可能性もあっただろう。しかし、これもまた失点から30秒後1点を返し同点とする。ここで追いつくのが東洋の強さだ。

 
tihc2015autumn0919 69 (CAMERA 3).mov

【即座に奪い返す東洋 波乱の同点3点目】法政3−3東洋44:51 東洋大学 G#20古川誠也 A#48人里茂樹 A#7岩野和貴

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年9月21日

試合は終盤で再び行方を見失った。だが、春も反則で泣かされた東洋はこの試合でも反則からの失点で法政に決勝点を与えることになってしまう。51分15秒。キャプテン横山のロングショット

 
tihc2015autumn0919 70 (CAMERA 3).mov

【キャプテン自ら試合を決める決勝ゴールで大接戦を制した】法政4−3東洋51:15 法政大学 G#81横山恭也(+1)

Posted by Tokyo Icehockey Channel on 2015年9月21日

法政は残り10分間の東洋の猛攻をしのいで貴重な勝ち点を挙げた。一方、東洋にとってこの黒星はのちのち響いてくることになるのは間違いない。

☆東洋大・坂本渓太選手

--試合全体を振り返って
一昨日の試合(vs慶應)がチームとしてはあまりいい試合ではなくて、今日の試合はシンプルにフィジカルで強くいこうと意識していた。
--ゴールシーン(2点目)を振り返って
チームに勢いをつけるようなプレーをしなければいけないと思っていたので、あのタイミングでのゴールは良かった。
--試合終盤、1点を追う状況でのタイムアウトではどのような話があったか
戦術についてと、チーム一丸となって最後に点数を取ろうと。
--接戦を演じながらも敗戦という結果だったが
チーム自体は負けていなかった。要所要所でしっかり決めることができれば、この後の試合は勝てると思う。
--今後の抱負は
シンプルにフィジカルで60分間プレーするというチームの目標があるので、それを意識して、今後の試合全勝して優勝したい。

image1

☆東洋大・古川誠也選手

--試合を振り返って
内容的には悪くなかったが、勝てないと意味がない。リーグ戦はまだ結構試合があってどうなるか分からないが、この一敗が大きな一敗になると自分では感じている。
--第3Pでの連続失点の要因は
同点までは良かったが、その次のシフトですぐに失点してしまった。失点した後のシフトはとても大事だということは分かっていたが、意識できていなかったのかなと思う。
--同点ゴール(3点目)の場面を振り返って
一戦目の慶大戦で全然自分のプレーができなかった。どうすればいいかと考えていたが、自分にはスピードとキレしかない。持ち味を生かしてフリーでもらっていいコースに打てたので良かった。
--ビハインドの状況で、チームにとって大きな意味のあるゴールだった
チームがつらい状況でどれだけ自分が活躍してゴールを決められるかということを目標としている。これからもそういうゴールを狙っていきたい。
--1点を追う最後の10分間はどのような気持ちで戦っていたのか
サマーカップのときも残り5分から追いついて逆転して勝ったのであと10分もあれば絶対に取り返せるという気持ちでやっていたが、法大の守りが固く、1点が遠く感じた。
--この悔しさを次にどう生かしたいか
2位までが全日本選手権に出られるが、この先負けたら多分出られないと思うので、一戦一戦どことやっても絶対に勝つという気持ちでやっていきたい

image3

☆法政大・中口郁弥選手

--勝ち越しゴールの場面を振り返って
自分は正直触っただけで、他の選手がよく動いてパスを出してくれた。周りに助けられて入ったと思う。優勝するには勝つしかない。そういう気持ちで全員臨んだので今日は勝てたと思う。
--開幕からパワープレーゴールが良く決まるが
パワープレーは確実に決めて、キルプレーは守り抜くというのを練習でやっているので、それがしっかり出ていると思う。昨季はあまりパワープレーで決まらなかったが、今年はパワープレーを特に練習している。
--この2試合、守備面の集中力の高さが際立つが
DFもキーパーも頑張ってくれて、良いリズムでFWも攻められたのでそれが得点につながった。昨年も1年間を通して、1試合で2、3得点しやかできていないので、まず守りから固めようとチームでやっている。それができていると思う。(1年生GKの活躍は)すごくありがたいし、助けてもらっている。

☆法政大・石田和哉選手

--自身のゴールを振り返って
(先制点は)一度ノーマークの場面で外したので、「次は絶対に決めてやる」という気持ちでシュートを打ったら入った。2点目はあそこしかないと思い、狙って打てた。
--前節と同じような展開で接戦となったが、今回勝てた要因は
キーパー中心の守りが良かった。シュート数も(相手に)倍以上打たれたので、良く守ってくれたと思う。
--3つめの攻撃の中心として期待されていると思うが
監督からはどんどんシュートを打って点数を取ってこいと言われている。今日はその通りになったと思う。

☆法政大・伊藤崇之選手

--試合を振り返って
個人的に点数をつけるとしたら50点あるかないか、というところ。打たれたシュートの半分ほどは、自分がリバウンドを出して打たれたものだと思うし、しっかりキャッチができていない。1失点目も自分に当たって入ったので、そういったところを含めたら50点ほど。今日はプレイヤーに助けてもらって勝てた。
--前節では残り9秒でブレイクアウェイゴールを許して悔しい敗戦となったが、どのように切り替えたか
前回の試合は相当悔しかった。サマーカップでもブレイクアウェイでの失点がほとんどで、それを改善しようと思って臨んだが、入れられてしまった。どうしようかと思ったが、技術面では変えることができないので、メンタル面で早稲田戦とは違う心境で臨んだ。監督からは悪くない、自分が止めればこのチームは勝てるといつも言っていただいている。その言葉に応えることができたと思う。
--試合後、皆からねぎらわれていたがどのような言葉を
「ナイスキーパー」と褒めてもらって、今日はその言葉が嬉しかった。早稲田戦では負けていたのにナイスと言われたのがすごく悔しくて申し訳ない気持ちになったが、今日の言葉は嬉しかった。
--上位校からの1勝となったが
トップ4のチームには、個人的にも勝てないのかもしれないという思いがあった。自分の仕事をするということを考えてやった結果が良かったと思う。

Share on Facebook
LINEで送る

The following two tabs change content below.
小林 泰

小林 泰

東京大学運動会スケート部アイスホッケー部門2015年度副将 アイスホッケーは5年目。筋トレは週4だが、最近氷に乗るのは月1回程度
小林 泰

最新記事 by 小林 泰 (全て見る)