勤勉すぎて脳が震えっぱなしのTIC運営小林です。勤勉すぎる私、国立スポーツ科学センターでおこなれた『映像・ITサポートからふり返るリオ2016』に行って参りました。
第1回はスポーツの現場ですぐ使えるモバイルアプリの紹介ということで「今すぐ使えるモバイルアプリ入門」でした。
昔は高額な画像解析ツールが必要だったことも今は手のひらの中のiPhoneでなんでもこなせます。無料のアプリケーションが多い中でスポーツの練習に使えるアプリは多少は課金が必要ですが、ひと昔まえではできなかったこともiPhone、iPadでできると思えば安いもの。
そんなわけで紹介されたアプリから、アイスホッケーにも使えるかもということで紹介いたします。
しっかり撮ってしっかり分析!!カメラアプリ
動き見返すためにスローモーションでしっかり撮りたい。そんなニーズにしっかり応えるのがProShot。細かいカメラ設定をしっかりできるのがウリ。480円
ゴール裏にiPadを設置してゴーリーのフォームを確認している人も多いのではないでしょうか?このアプリではWi-Fi環境下で撮影の遠隔操作ができます。モーション感知、音感知機能もあるので、ある一定以上の動きを感知したら撮影開始という設定ができるのも特徴の一つ。480円
ストロボ写真のようにコマ送り画像を一枚絵に表示できるのがこのアプリ。480円
練習後の様々なクリップを一つのクリップにして再生したい。ループ再生させたい。そんな時はSports Video。iMovieでもクリップ編集はできますが、こちらは機能が絞ってあるのでスポーツのためと用途が決まっていれば使いやすいかも。広告表示があるのでそちらを取りたい場合は600円。
動画の遅延再生ができるアプリ。4画面に分割してそれぞれで遅延時間を変更することができます。時間差で動画が流れるので、自分がした動作をすぐに確認できます。960円
動画を使って、開始ポイントと終了ポイントを設定することで時間が測れるアプリ。アイスホッケーではあまり使わないかも?陸上競技などでよく使われるそうです。120円
分析アプリで2画面比較
動画をサクサクスクロールしてスローにしたり、逆再生したり。線を引いてコメントを書いたり、それを録画したりする分析アプリ。同じような機能のアプリから3つ紹介します
最初のダウンロードは無料なのがHudl。ただし、一部機能(2画面分割比較など)は月額960円からのElite版が必要。
840円でほぼ全ての機能が使える。ただし、アノテーション(直線、文字、タイマーなどの描画)を用いた映像をカメラロールに保存できないためコーチングには不向き。
個人的にはこれが一番オススメ。操作感が安定していてサクサク感がある。初期インストールで600円、追加機能で課金が必要。アノテーション付き動画のカメラロールへの保存も簡単。
動作を画像認識で追尾
動画の上で移動する物体をアルゴリズムで認識して、距離を自動計算してくれます。600円。ボール追尾などに使いますが、パックを追尾できるかは微妙。
(番外編)心拍数を測るアプリ

スポーツの心拍計といえばPOLARの胸バンド式のものが有名です。アイスホッケーではシフトの長さ調整などで心拍数を知ることができればかなり有益なはず。こちらのアプリはライトに指を当ててカメラで指の血流を測ることで心拍数を測るようです。眉唾物?試して見なければわかりません笑
まとめ
いかがでしたか?スポーツ関係のアプリも昨今では雨後の筍のごとく出てきています。ぜひ、いろいろ試して見て練習の効率化に役立ててください。
ただし!データは蓄積して、解析しなければ取るだけ無駄。ぜひ、試行錯誤してみてください。それでは。
※まとめサイトっぽい記事を書くという芸